島田さと里が送る 泉(Wellspring) からのメッセージ ~潤いの一滴

疲れ ~その疲れもしかして首コリから?~

パソコン、携帯、スマホ………。
現代人の生活は、首を下に曲げた姿勢で過ごしていることが多くなりました。仕事中、待合室での待ち時間、電車、バスの中等々。私自身も時間があると、ついついスマホに手がいきネットサーフィン。もしかして普段の何気ない行動が、思わぬトラブルを招いているのかもしれません。普段の生活をちょっと見直してみましょう!

1. 首コリが招くトラブル

首は、およそ6kgもあるボウリングの球と同じ重さの頭を支えているため、長時間同じ姿勢を続けていると、首や肩の筋肉が固くなり、血行が悪くなり、首のコリや痛みを発生します。
痛みだけでなく、 首は、と、神経・血管を繋ぐ重要な器官ですので、その部分の負担が自律神経にも影響を及ぼし、様々の症状を引き起こすことになります。
更に、現代人は、ストレートネック(頸椎の前湾角度が30度以下の首がまっすぐな状態)方が増え、輪をかけて症状を悪化させているといえます。

症状としては
*首の痛み *肩こり *頭痛 *頭重感 *手のしびれ *うつ *吐き気 *胸やけ 
*多汗症 *慢性疲労 *ドライマウス 等々

特に注目なのは、「自律神経失調症」……
交感神経(活動する時優位)と副交感神経(リラックスする時や寝る時優位)のバランスが崩れた状態。

症状としては
*だるさ *めまい *動悸 *ほてり *不眠症 *耳鳴り *イライラする *憂鬱になる
*不安感や落ち込み

あれ?何かの症状と似ていませんか?
そうです!更年期症状ですね。更年期?と思っていても、実はそうではなくて、首コリからきている症状かもしれませんね。
また、「うつ」になる人の多くが、首にコリがあると言われているそうで、首のコリを改善することで日頃感じている「体調不良」「疲れ」が取り除けるかもしれませんよ。

2. 首コリを改善して疲れを取り除こう
① 姿勢で気をつけること

 
◎背骨が綺麗なS字をえがく姿勢で


PC画面に前のめり姿勢はNG

目線はやや斜めで、軽く顎を引き、画面から40㎝位の間隔をとる。

◎骨盤は軽く前傾に
*猫背の人は、骨盤が軽く後傾し、前にでている。

◎1時間以上うつむく姿勢を取らない
・1時間に1回両手を首の後ろにあてて、そのままゆっくりと手に首を預けるように倒して5秒キープ。そして、ゆっくりもとに戻す。この体操を取り入れる。
・あわせて、目を閉じて休ませる。→脳の負担軽減・ドライアイ対策

② 首疲れ解消方法

 
ア.首を温める
→蒸しタオルを首根元から鎖骨、肩全体を覆うようにあてる。

蒸しタオルの作り方…
水で濡らしたタオルをしっかり絞り、電子レンジで加熱(500~600Wで約1分)。
1度素早く広げて程よい温度にしてビニール袋に入れて使用。

イ.リンパマッサージ
→鎖骨下のくぼみの辺りを優しくゆっくりと5秒くらいかけて押し、ゆっくり離す。

ウ.首のエクササイズ
ⅰ.両手を交差して両肩を上から押さえる
背筋を伸ばして姿勢を正し、両手を交差して、右手で左肩を、左手で右肩を上から押さえ、顎を軽く引いて正面を向く。

ⅱ.その姿勢のまま、全身を天井に向かって伸び上がるように背伸びする
胸が前に出るように意識して、胸を張っていく。弓なりに身体全体を大きく反らせる(10~20秒)。顎は上げすぎないように注意!

エ.肩甲骨伸ばし
→肘を曲げて、肩と肘が水平になるまで上げ、ゆっくり(5秒ほどかけて)肘を後ろに引いていき、スッと力を抜いて腕を下す。

③ ぬるめの入浴

 
副交感神経を優位にするために、睡眠の2時間前、38~40℃のぬるめのお湯に、ジワーっと汗が出る20分間位がベスト。

その他、「太陽礼拝」のヨガを毎朝行うといいようですので、ヨガに興味のある方はお試しください。

コラムを書きながら、姿勢の悪い私自身も反省しました。骨盤を意識しながら行動したいと思います。
このコラムが潤いの1滴になってくれたら幸いです♪

参考文献
オトナ女子の不調をなくすカラダにいいこと大全 小池弘人監修 サンクチュアリ出版
疲れとり首ウォーマー 小林弘幸総監修 レタスクラブmook